エコール・デ・ボザール(フランス語: École nationale supérieure des Beaux-Arts, ENSBA)は、フランス・パリに所在するPSL研究大学の一校であり、17世紀フランスのパリに最初に設立された高等美術学校である。350年間以上にわたる歴史があり、建築、絵画、彫刻の分野に芸術家を輩出してきた。現在は建築がここから切り離されている。グランデダブリスマンの認定校であり、フランス文化省の管轄下にある。パリ6区マラケ河岸から入ってボナパルト街(ボナパルト通り)に面して構えたパリ・ボザール校の正面には、ニコラ・プッサンとピエール・ビュジエの胸像を頂部に載せた門柱が目に入り、フランス・ルネサンス建築の断片でくみ上げられた壮大な中庭が目の前に展開する。