京都市美術館(きょうとしびじゅつかん)は、京都府京都市左京区岡崎の岡崎公園にある美術館。1933年(昭和8年)開館。1928年(昭和3年)に京都で行われた昭和天皇即位の礼を記念して計画が始まったため、当初は大礼記念京都美術館という名称であった。本館の設計は前田健二郎で、現存する日本の公立美術館では最も古い。敗戦後駐留軍により接収されていた。1952年(昭和27年)の接収解除時に京都市美術館に改称。リニューアルに伴い京セラが命名権を取得し、2020年(令和2年)3月21日の再オープンに先立ち2019年から京都市京セラ美術館(きょうとしきょうセラびじゅつかん、Kyoto City KYOCERA Museum of Art)の呼称を用いている。なお、京セラギャラリー(旧称京セラ美術館)とは異なる。館長は青木淳。