大聖堂広場(イタリア語: Piazza del Duomo)はイタリアのミラノ中心にある広場で、広場に面して建てられているミラノ大聖堂に因んで名付けられた。日本語でドゥオーモ広場と表記されることもある。広場の面積は約17,000m2で、ミラノの地理的な中心であるだけでなく、文化・芸術・商業の中心でもある。広場には、街のランドマーク的建物が多数面しており、訪れる観光客も多い。広場は14世紀から形作られ始め、歴史を経るとともに現在の広さまで拡張されてきた。広場に面している大聖堂も、建設開始から完成まで6世紀ほど掛かっている。現在見られる広場のデザインは、19世紀の建築家ジュゼッペ・メンゴーニによるものである。統一されたファサードを持つ建物で広場を囲む彼のデザインから逸脱しているのは、大聖堂とミラノ王宮だけである。広場に面しているヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアも彼のデザインである。