聖母教会(せいぼきょうかい、ドイツ語: Dresdner Frauenkirche)は、ドイツ東南部ザクセン州のドレスデンにある福音主義キリスト教会である。ドイツ福音主義教会を構成するザクセン福音ルター派州教会に属している。教会の建物は第二次世界大戦中のドレスデン爆撃を乗り切ったものの、完全に焼損し、爆撃の翌日に崩壊した。しばらく放置されていたが、1985年に「かつての敵同士の和解を象徴する建築物」として再建が決定する。外部の復元は2004年に、屋内は2005年に完了し、教会は2005年10月30日からプロテスタントの感謝祭である10月31日の宗教改革記念日にかけて行われた祝賀式典により再び聖別された。月に一度、ベルリンのセント・ジョージ英国国教会の牧師による晩祷が英語で執り行われる。