オーストラリア記念館(オーストラリアきねんかん)は、三重県四日市市にあった観光・イベント施設。1970年(昭和45年)に開かれた日本万国博覧会 (大阪万博) のオーストラリア館が、シドニー港と四日市港の姉妹港提携 (1968年) のシンボルとして移設されたものである。オーストラリア関連資料、愛・地球博(愛知万博)で展示された巨大なカモノハシの模型が主要な展示物であった。円形ホールは多目的貸ホールとしても使われていた。恐竜の首にたとえられる、片持梁(スカイフック)がワイヤーネットによって、屋根をつるしている特徴的なデザインであり、設計はジェームズ・マコーミック(James McCormick)が行った。