シュヴァロフスキー公園(シュヴァロフスキーこうえん、ロシア語:Шуваловский парк)はサンクトペテルブルク・ヴィボルグスキー地区、パルゴロヴォにある公園。公園は142haの広さがあり、その内の136haは文化遺産の保護のために新規建設が禁止されている。公園内は丘陵地帯で古代の常緑針葉樹が多くあり、公園の南東部にはパルナッソスと呼ばれる人工の丘がある。このパルナッソスという丘は18世紀半ばにピョートル・イヴァーノヴィチ・シュヴァーロフ伯爵が農奴に作らせたもので、名前の由来はアポロン、ミューズが住地とするパルナッソス山から。パルナッソスの丘では快晴なら聖イサアク大聖堂のドーム部分が拝むことができる。パルナッソス近くには18世紀に掘って作られた2つの池があるが、その形状からシャプカ・ナポレオーナ(Шапка Наполеона)、ルバシュカ・ナポレオーナ(Рубашка Наполеона)と呼ばれるに至った。