エル・カミニート・デル・レイ(El Caminito del Rey)は、スペイン・アンダルシア州マラガ県アロラ近郊の、グアダルオルセ川に沿ったガイタネス峡谷の断崖絶壁に作られた歩道。”El Caminito del Rey” とはスペイン語で「王の小道」を意味し、また ”El Camino Del Rey”(エル・カミーノ・デル・レイ、王の道)とも呼ばれる。ロッククライミングの名所であるエル・チョロ(El Chorro)から、広いところでも道幅1mに満たない小道と桟道が、全長3kmほどに渡って続いている。道の荒廃・崩落が進んで廃道と化し、21世紀初頭には基本的に立ち入りが禁止されたが、クライミング目的の観光客がよく訪れ、危険な道として知られていた。2011年から改修工事が行われ、2015年3月より再開通した。