アイスリンク仙台(アイスリンクせんだい)は、宮城県仙台市泉区の三井不動産SPORTS LINK CITY FUN-TE!(ファンテ!)のスポーツ棟にある、年中24時間営業のスケートリンクである(名称変遷あり)。同市にある仙台城(青葉城)外堀の五色沼(地図)は「日本フィギュアスケート発祥の地」とされるが、同市にある当リンクで育った2名(延べ3人)が、冬季五輪フィギュアスケート競技で金メダルを獲得しており(同競技における日本人金メダリストは両名のみ)、両名を記念するギャラリーが当リンクに併設されている。すなわち、荒川静香が2006トリノ五輪で金メダルを獲り、欧米諸国代表が五輪同競技における金メダリストを独占してきた前例を初めて打ち破った。そのため当リンクは「荒川リンク」とも呼ばれる。一方の男子でも、2014ソチ五輪において欧米諸国代表以外で初の金メダリストとなった羽生結弦(2018平昌五輪でも金メダル)が当リンクで育ったことから、「羽生リンク」と呼ぶ例も見られる。因みに当リンク出身者は、2002ソルトレークシティ五輪4位の本田武史から2018平昌五輪金メダルの羽生まで、5大会連続で入賞者を1人以上輩出している(#沿革参照)。なお、当リンクは羽生ファンにとって「聖地」の1つともなっており、羽生ファンが次々と「巡礼」している。そのため仙台市および関連団体も、同市の主要な観光地の1つとして宣伝している。