ミシガン・セントラル鉄道トンネル(ミシガン・セントラルてつどうトンネル、英語: Michigan Central Railway Tunnel)は、デトロイト川の下をくぐり、アメリカ合衆国のミシガン州デトロイトとカナダのオンタリオ州ウィンザーを結ぶ鉄道トンネルである。アメリカ側の入口は、ローザ・パークス通りの近くにあるポーター・バーモント通りの南側にある。カナダ側の入口はキャメロン通りとウェリントン通りの間にあるワイアンドッテ通りの南にある。デトロイト・リバー・トンネル会社 (Detroit River Tunnel Company) がカナダ・サザン鉄道向けに建設を行い、ミシガン・セントラル鉄道が借り受けて、さらにニューヨーク・セントラル鉄道の所有となった。トンネルは1910年に開通し、現在でもカナダ太平洋鉄道が使っている。デトロイト側ではトンネル周辺は一般人の立ち入りが規制されており、アメリカ合衆国国土安全保障省やカナダ太平洋鉄道の警備組織、デトロイト市警察などの担当者が定期的に巡回している。