バリェ・デ・エグエス(スペイン語: Valle de Egüés)またはエゲシバル(バスク語: Eguesibar)は、スペイン・ナバーラ州のムニシピオ(基礎自治体)。両言語名が優劣の差なく公式名である。ナバーラ州政府が指定している言語圏としては「混合圏」にあり、スペイン語とバスク語の二言語が公用語である。メリンダ(州内の地方)としてはメリンダ・デ・サングエサ、コマルカ(郡)としてはクエンカ・デ・パンプローナに位置する。ナバーラ州の州都パンプローナから9km東にあり、パンプローナ都市圏に含まれる。2014年の人口は19,014人だった。1665年までは、よりパンプローナに近いウアルテもバリェ・デ・エグエスの一部だった。1970年にはブルラーダがバリェ・デ・エグエスから分離して独立したムニシピオとなった。ナバーラ州保険サービスにおける公立病院ネットワークに含まれるアバルミン医院があり、エルカーノ地区にあるこの病院は外傷が専門である。サリグレン地区にはスペインを代表する2つのエネルギー企業、アクシオナ社とシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー社が拠点を置いている。