グレート・カッスル・ハウス(英: Great Castle House)は、ウェールズのモンマス城の一角にある建築物であり、以前はタウンハウスだった。第1級文化財指定建造物であり、モンマス・ヘリテイジ・トレイルにある24の建築物のうちの一つである。これはモンマスの中心であるアジンコート・スクエアから外れた、カッスル・ヒルに位置する。「内と外に素晴らしい威風を備えた建物」と表現されるこの建物は、ウェールズ及び境界自治領 (Council of Wales and the Marches, (en)) の首長 (Lord President) だった第3代ウースター侯ヘンリー・サマセットのために1673年に建てられた。後に巡回裁判所として使われたが、その機能は改築されたシャイア・ホールへ1725年に移った。19世紀からはモンマスシャー王立工兵連隊(民兵部隊)の本部となり、また連隊博物館が置かれている。