在ユジノサハリンスク日本国総領事館(ロシア語: Генеральное консульство Японии в Южно-Сахалинске、英語: Consulate-General of Japan in Yuzhno-Sakhalinsk)は、極東ロシアサハリン州のユジノサハリンスクに設置されている日本の総領事館。2017年10月1日時点で管轄区域内の在留邦人数は68人となっており、これは在外公館別で第207位、総領事館の中では在ハバロフスク日本国総領事館と並んで最小規模である。しかしながら日本との物理的な距離は近く、対馬から直線距離で約50kmの在釜山日本国総領事館(釜山広域市)、与那国から直線距離で約150kmの日本台湾交流協会台北事務所(台北市)、五島列島から直線距離で約180kmの在済州日本国総領事館(済州市)に次いで日本に近い在外公館であり、稚内から直線距離で約200kmである。また、日本とは石油・天然ガス関連のつながりが深く日・サハリン貿易が日露貿易の20%以上を占めているほか、かつてサハリン南部(南樺太)が日本領であったことから、樺太残留日本人(樺太残留邦人)の問題も抱えている。