ラ・シェーズ=デュー (La Chaise-Dieu)は、フランス、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、オート=ロワール県のコミューン。コミューンは14世紀に建てられたゴシック様式の修道院建築で有名である。これはのちにローマ教皇クレメンス6世となるピエール・ロジェ・ド・ボーフォールの依頼によって建てられている。修道院内部には『死の舞踏』を主題としたフレスコ画や、『マグダラのマリアの前に現れたキリスト』を含む12枚のタペストリー(2013年5月以降修復)、17世紀のオルガン、2つの部分で共有されるロフトの聖歌隊席、が収められている。毎年8月末、ラ・シェーズ=デューでは1966年にジョルジュ・シフラによって設立された音楽祭が開催されている。