大清帝国大淸帝国ᡩᠠᡳ᠌ᠴᡳᠩᡤᡠᡵᡠᠨ国歌: 鞏金甌清の最大領域(1820年)。金色の部分は旧明領で漢民族居住地である省と直隷、黄色の部分は旗地(つまり満洲)とモンゴル・東トルキスタン・チベット等の同君連合地域。以上は清国という国の全土。オレンジ色の部分は冊封国、ピンク色の部分はネルチンスク条約で外交紛争のある地域、赤点線は中華人民共和国の今の領土だが、他国との係争地も含む。大清帝国(だいしんていこく)、または清(しん)は、1616年に満洲において建国され、1644年から1912年まで中国とモンゴルを支配した最後の統一王朝である。首都は盛京(瀋陽)、後に北京に置かれた。満洲族の愛新覚羅氏(アイシンギョロ氏)が建てた征服王朝で、満洲語でᡩᠠᡳ᠌ᠴᡳᠩᡤᡠᡵᡠᠨ(ラテン文字転写:daicing gurun、カタカナ転写:ダイチン・グルン、漢語訳:大清国)といい、中国語では大清(拼音: Dàqīng、カタカナ転写:ダァチン)と号した。清朝、清国、清王朝ともいう。