コッレオーニ礼拝堂(イタリア語: Cappella Colleoni)はイタリアのベルガモにある教会であり、また霊廟である建物のこと。ベルガモ領主バルトロメーオ・コッレオーニによって、彼自身と娘メデアの霊廟とするため1472年(又は1471年)から1476年に掛けて建設されたもので、聖バルトロマイおよび聖マルコ、洗礼者ヨハネに捧げられた礼拝堂である。この礼拝堂は隣接するサンタ・マリア・マッジョーレ教会の聖具室を取り壊して建てられた。礼拝堂の基本設計は15世紀の著名な建築家ジョヴァンニ・アントニオ・アマデーオによって行われ、ベルガモにある全てのモニュメントの中で最も美しく豪華であるべきであるというコッレオーニの願望を叶えるものとされ、八角柱を絞って太鼓を逆にしたような形のドームや、ドームの先端に燭台のような尖塔が乗せられているところに特徴がある。当礼拝堂はロンバルディア・ルネサンスの傑作の一つと言われている。