大正橋(たいしょうばし)は、大阪府大阪市大正区三軒家東一丁目と同市浪速区幸町三丁目・木津川一丁目を結ぶ、木津川に架かる千日前通の橋。橋長80mの連続桁橋である。船舶の出入が多いため無橋地帯だった勘助島(のちの大正区)へ向けて最初に架けられた橋で、市中心部と大阪市電で結ばれたことでアクセスが飛躍的に向上し、区名の由来となった橋でもある。現在の橋は2代目で、初代の橋は日本一の支間長を誇るアーチ橋として架橋されたが、橋梁技術が未熟な時代の橋であったことなどから想定外の変形が発生し、補修・補強がくり返され、結局は架け替えとなった。