メンフィス・サスペンション鉄道(メンフィスサスペンションてつどう、英: Memphis Suspension Railway)は、マッド・アイランドのエンターテイメント・パークとテネシー州メンフィス市内中心部を結ぶ、懸垂式モノレールである。マッド・アイランド・モノレール(英: Mud Island Monorail)とも呼ばれる。1982年7月3日に、モノレールの開通式が行われ、モノレールはウルフ川ラグーンを越えてマッド・アイランドの南端に繋がる歩道橋の下を通っている。当路線は、スイスで製造し1981年夏に配備された、2両の懸垂式車両を有している。全長518m (1,700ft)の歩道橋は、1981年6月29日に歩行者に開放された。モノレールは、1982年7月まで運行されていなかった。車両は内蔵モーターの代わりに、長さ1,067m (3,500ft)の外部ケーブルによって駆動されている。2両の車両は、ダウンタウン側のフロント・ストリート・ターミナルおよびマッド・アイランド・ターミナル間の平行トラック上を、同時に前後に往復している。各車両は、最大乗客定員が180人であり、11.3km/h (7mph)の速度で移動している。船舶の航行する水路に橋を架ける際、アメリカ沿岸警備隊はヘルナンド・デ・ソト橋と同じ桁下高を確保すべきと述べた。その結果、現在の高さで橋が建設されている。