蓮池潭(れんちたん Liánchí tán)は、台湾高雄市左営区にある広さ約42haの池。または、この池を中心とする蓮池潭風景区のことを表す。かつて蓮池潭は72haの広さがあったが、孔子廟や環潭道路の建設のために埋め立てられ、現在では42ha(南北約1.3km、東西約0.4km)まで狭くなっている。清朝時代の1686年に孔子廟を建立する際、池を廟宇の泮水として蓮を植えたため、「蓮池潭」と呼ばれるようになったとされる。また、満開の蓮の花が匂い香ることに因み「泮水荷香」と謳われ、清朝時代には鳳山八景の一つに数えられた。ワールドゲームズ2009では、幾つかのウォータースポーツ競技の会場となった。