ニュルンベルク城(ドイツ語:Nürnberger Burg)は、ドイツ連邦共和国バイエルン州ニュルンベルク市のランドマークで、カイザーブルク(Kaiserburg、皇帝の城)と、ブルクグラーフェンブルク(Burggrafenburg、城伯の城)の2つの城からなる。神聖ローマ帝国の皇帝は、一か所に留まらず居城を移しながら政治を行っていたが、1050年から1571年まで全ての皇帝が一度は居城としたのが、このカイザーブルク城である。この城は、神聖ローマ帝国のレガリア保管や、帝国議会の開催場所としても重要な位置を占めていた。第二次世界大戦で、大きな損害を受けたが、破壊される以前の状態を再現する形で修繕されている。